原因②プラチナ

プラチナでも、金属アレルギーと無縁ではない

Pt900でも安全だということではない

高級なアクセサリーの素材イメージがあるプラチナ。プラチナなら、自信を持って金属アレルギーにはならないと思っているかもしれませんが、それも正しくはありません。驚くかもしれませんが、金属アレルギーに絶対にならない金属は存在しないのです。

だったら、貴金属店に並べるのはおかしいと思うかもしれませんが、そこまで厳密に規制をすれば、どの製品にも応用することができなくなってしまいます。金属アレルギーに絶対にならない金属は存在しないわけですが、金属アレルギーになる方も全員ではありませんから、かなり高い確率として金属アレルギーにならない方が多いという意味で、プラチナが挙げられるというだけなのです。

一般的に流通しているプラチナの指輪などを見てみると、多くは「Pt900」と書いてあるものでしょう。すでにこれは合金で、Pt900はプラチナとパラジウムが9:1の割合だということを示しています。そうなると、プラチナ以外のパラジウムがアレルギーを引き起こす原因物質となってしまうことになります。だから、Pt900でも安全だということではないのです。

合金の違いだとしても、パッチテストが先決

プラチナの場合、Pt900でもパラジウムが含まれている合金とイリジウムを混ぜた合金があります。どちらもプラチナの含有量が90%以上ですので、一般的にはあまりここまで厳密に気にする方はいないのですが、金属アレルギーを発症していながら、どうしてもプラチナの指輪などをつけたいと思えば、気にしたほうが良い違いになります。

だいたい、どちらがより金属アレルギー症状が出るのかといえば、圧倒的にパラジウムです。そうなると、パラジウムでは反応するけれど、イリジウムには反応しないということも多々あるため、金属アレルギーなら、厳密にどちらの合金であるかを注意深く選ぶことをおすすめします。ただし、どちらにしても、もう金属アレルギーを発症している方は、パッチテストを受けることが先決です。